シールドデッキの構築方法です。プレリリース等のイベント前のおさらいにどうぞ。
参考(公式):シールドデッキ
構築の指針
デッキ枚数は40枚に収める
シールドデッキは40枚以上である必要がありますが、最小の40枚で組むようにするのがベストです。デッキの強いカードを引きやすくするためです。
※例外:対戦相手のデッキがライブラリアウト狙いの場合はサイド後にデッキを水増しすることもあります。
40枚の内訳はスペル23枚・土地17枚
マジックでは土地を引かなければ何もできません。一方で、土地を引きすぎても呪文不足で負けてしまいます。40枚の内訳として最も適しているのがスペル23枚・土地17です。
ただし、軽いクリーチャーを中心に前のめりなデッキを組むなど、引きたい土地の枚数が少ない場合は、土地16枚にすることもあります。
クリーチャーとそれ以外の呪文は14:9~16:7
クリーチャーを多めに、クリーチャーでない呪文は少なめにします。
インスタントやソーサリーは使いきりですが、クリーチャーは生きている限り対戦相手にダメージを与えてくれる/対戦相手からのダメージを防いでくれます。
軽い呪文を多めに
序盤にクリーチャーを展開できるように軽いクリーチャーを多めに、重いクリーチャーを少なめに入れます。
序盤で展開できるカードがなければ対戦相手に押し切られてしまうためです。
構築の方法
色の選択
パックを開けたら、色ごとにカードを分けて確認します。
確認すべきは、①レアのある色、②クリーチャーの揃っている色、③マナサポートの数です。
①レアのある色
レアは重要です。ほとんどのカードが構築ではお呼びのかからないような弱いカードばかりの中で、1枚で勝てるカードは貴重です。
ただし、レアなら何でも良いというわけではなく、外れのレアもあります。強力なクリーチャーは分かりやすくボムであり、デッキの軸になってくれるでしょう。
②クリーチャーの揃っている色
序盤から軽いクリーチャーを展開できる色を確認します。2マナ・3マナのクリーチャーの枚数を数えてみましょう。あまりに少ないようであればその色を選択するのは難しいです。
③マナサポートの数
緑のマナクリやマナエンチャント、無色のマナファクトの枚数を確認しましょう。これらのカードが充実している場合は緑多色(緑を中心に、各色のレアや除去を盛り込んだデッキ)も構築できます。
マナカーブの調整
色を確定させるために、マナごとにクリーチャーを並べてみて、序盤から綺麗に展開できそうかを確認します。
軽いクリーチャーが多めに、重いクリーチャーが少なめになっていればOKです。
2マナ:4枚、3マナ:5枚、4マナ:4枚、5マナ以上:3枚程度を目安に、他のカードとの兼ね合いで調整してみましょう。
クリーチャーでないスペルを入れる
対戦相手のクリーチャーを対処できる除去を中心に入れると良いでしょう。
黒は確定除去、赤は火力、青や白はエンチャントによる疑似的な除去、緑は格闘による除去など、各色によって性質が異なります。
除去がメインの2色にない場合、その分だけ3色目を追加するのも手です。
40枚にまとめる
相対的に弱いカードを抜いたり、マナカーブを整えたりして完成です。
おわりに
かなりざっくりですが、環境依存しないシールドデッキの構築方法について書きました。カードプールが変わっても基本となる部分は共通しているので、ノウハウを身に付けて楽しいシールドを!
今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました。