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マジック:ザ・ギャザリングで遊び倒す話を延々とする

「ゼンディカーの夜明け」ドラフトを攻略する!

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MTGアリーナでは「ゼンディカーの夜明け」プレミア・ドラフト開催中です。

対人ドラフト・BO1で、7勝するか3敗するかのいずれかまでプレイできます。

今回、クリーチャー・タイプを軸にしたパーティや、土地を置くと誘発する上陸片面が土地の両面カード、おなじみキッカーなど、興味深いメカニズムが多数。リミテッドも非常に楽しいものになっています。

攻略デッキ紹介

①赤白パーティ

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7勝2敗。序盤から軽いクリーチャーを並べていき、コンバットトリックで盤面をキープしたまま相手のライフを削っていく、オーソドックスなリミテッドデッキ。マナ基盤は平地8、山7、両面カード赤2枚の計17枚です。

今回、パーティを構成するクリーチャーはコモンでも優秀なクリーチャーが多く、並べ合いで遅れると負けに直結しやすいです。

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パーティ用の複数コンバットトリック。+2/+2修整はよくあることで、2体同時となると、盤面を大きく傾けることができます。これはアンコモン。

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パーティで固めておくと《海門の巨像》を5マナ程度でキャストできます。これもコモン。1枚は簡単にピックできるでしょう。これを《岸壁安息所の帆凧》で飛ばしましょう。最近の装備品はETBでまず1回装備できるものが多いですね。

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2マナ3点のany target火力《乱動の噴火》もコモン。2マナ4点のレンジストライクもありますが、あちらがブロックしたクリーチャー限定なので、こちらの方がはるかに使いやすいです。攻めるデッキにとって最後は本体に投げられるというのが◎。

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白にはパワー4以上確定除去がありますが、先ほども書いた通り低マナ域のクリーチャーが戦場の中心であり、撃ちどころが少ないため、1枚あれば十分です。装備したクリーチャーや+、1/+1カウンターが載って大きくなったクリーチャーが狙い目。

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↓7勝目の盤面。終始クリーチャーを先出し→コンバットトリックで守ってフィニッシュまでゲームを展開。

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②青赤ウィザード

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6勝3敗。メインにウィザード、サブにならず者を据えたスペル型のデッキです。ドローを多用する一方で、対戦相手が切削をメインにしている場合に簡単にライブラリーアウトしてしまうため、54枚で組んでいます。

キーカードは《崖崩れの魔術師》。インスタント・ソーサリー・ウィザード呪文を唱えるたびにAny targetで1点と、回り出せば戦場を支配できる能力です。このカードが取れたらウィザードを集めて構築しても良いでしょう。

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ウィザードだけでは枚数が足りなかったため、2種のドロー(疑似含む)できるならず者を投入しています。

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各部族の中核となるカードはその多くがアンコモンのため、ピックできた場合に限って固めていく方針が良いでしょう。

 

③白緑上陸

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6勝3敗。上陸持ちのクリーチャーと、土地をサーチや回収でハンドに加える手段とを合わせた、アーキタイプドラフトデッキです。

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キーカードは《ムラーサの根食獣》。任意のタイミングで土地を出し入れして上陸誘発できるようになります。《マキンディの雄牛》で相手のクリーチャーをタップして、優位に戦闘を進めていきましょう。

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↓《ムラーサの根食獣》で何度も土地を出し入れして、《フェリダーの撤退》で+1/+1カウンターを乗せ続ける!

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他アーキタイプ

今回、キーワードに関連する能力を持つカードが非常に多く、シナジー中心のドラフトになっていきます。例:「キッカーされている呪文を唱えるたび、~」「+1/+1カウンターが乗るたび、~」

主なアーキタイプです。

+1/+1カウンター

キッカー

切削

これらすべてと複合するのが上陸パーティです。特定部族に寄せない場合は、各部族を満遍なく揃えておくことで最大のリターンを得ることができます。ただし、+1/+1カウンターはキーカードの多くが非パーティのため、複合させにくい傾向にあります。

単一の部族を軸にするにはキーカードがアンコモン以上に固まっているため、それらをピックできた場合は特定部族(特にウィザードならず者)に寄せるのも有効です。

現状、青緑キッカーが頭一つ抜けている印象ですが、人気アーキタイプになるとパーツが揃いづらくなる→デッキパワー低下となるため、今後の推移に要注意ですね。

 

両面カード(片面土地)について

両面カード、「ゼンディカーの夜明け」最大の目玉といってもいいでしょう。条件次第で反転ではなく、そのまま裏面を土地としてセットできるのは今回が初めてです。

これは、マナフラ・マナスクリューを受ける仕組みとして機能します。土地ばかり引く場合はスペルとして、土地の並んでいない序盤に引いたら土地としてセットすることになるでしょう。

回した感触としては、土地カウントとしてデッキに入れておき、マナフラの場合だけスペルとして使う、という考え方で良さそうです。ただし、強力なスペルで、唱えることを前提として投入する場合は、スペルカウントとして入れたほうが無難です(リミテッドではあまり見る機会はなさそうですが)。

①のデッキには下記2枚が入っていますが、いずれも状況次第でたまに撃てればよい程度のスペルのため、土地カウントとして入れています。

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マナも安定するし、これらのスペルのおかげで勝つときもあるので、タップインが多くなり過ぎない程度に投入すると良いでしょう。

 

 

おわりに

「ゼンディカーの夜明け」ドラフトは非常に楽しいゲームです。スタンダードで4Cオムナスが暴れ回っているようで、環境初期からなかなか不穏ですが、やはりゼンディカーもすごいんだ!と思う次第です。

今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました。