現在、Magic Onlineにてイベント”Vintage Cube”開催中です。
通常、ドラフトと言えば、例えば「テーロス環魂記」3パックを使うようなブースタードラフトを指すことが多いです。が、今回のイベントは、ざっくり説明すると、ヴィンテージ級のカードまでも含む専用のカードプールでドラフトを行います。
当然、《Black Lotus》《Ancestral Recall》といったパワー9が、
《ドルイドの誓い》《Bazaar of Baghdad》のようなヴィンテージならではのカードが
使い放題!!!
これはやらざるを得ない!
ということでさっそくジョイン。参加費は1回10ドルです。紙の大会に出れば参加費1,000円くらいはかかることを考えると、決して高くない金額です。
全体のピックは1パック15枚×3回です。合計45枚。どんなカードをピックできるか期待が高まります。
ではさっそくオープン!いいよ!来いよ!パワー9!
Yes, 《Time Walk》!!!
一番左上のカードです。絵柄がMagic Online専用セット”Vintage Masters”版なので見慣れない方も多いと思いますが、紛れもなくパワー9です。一応他のカードも見てみますが、それ以上のカードはないので初手ピック。ここから青に寄せても良いですし、デュアルランドやフェッチランドも回ってくるのでタッチも簡単です。
最終的なピックとデッキがこれ。どうしてこうなった。
最初に《Time Walk》を確保できたものの、以降の青の流れが悪く、また様々な色のデュアランが取れたこともあって、途中色々ふらふらしています。エスパーコントロールタッチスニークアタック?なんだこれは、たまげたなあ
《石鍛冶の神秘家》をピックした序盤はフェアデッキを志向していましたが、途中で《騙し討ち》を取れた当たりからアンフェアに浮気し、結局どっちつかずのピックに。
カードプールを見ていなかったため構築可能なアーキタイプがわからなかったのも迷走した原因だと思います。途中ストームのパーツが流れていくのを指をくわえて見ているしかありませんでした・・・
うまくピックできなかったものの、気を取り直して対戦へ
R1:赤黒《Mishra's Workshop》○●●
アーティファクト呪文のみとはいえ、1枚で3マナ出る壊れ土地《Mishra's Workshop》を使ったアーティファクト主体のデッキ。《ワームとぐろエンジン》《隔離するタイタン》と叩き付けられGG。《Moat》?あいつは《忘却石》で忘却の彼方さ・・・
R2:青赤デザイアストーム ●○○
各種マナファクトやマナ加速呪文を使ってマナを伸ばしつつストームを稼ぎ、《精神の願望》を唱えて勝つデッキ。《精神の願望》の壊れっぷりについてはwikiを参照ください。笑えます。精神の願望/Mind's Desire - MTG Wiki マナファクトを割りつつ青赤剣を装備した石鍛冶で殴り切って勝ち。
R3:5C《トレイリアのアカデミー》
皆様ご存知MoMAを支えたキーカード《トレイリアのアカデミー》を使ったアーティファクトデッキ。5Cなのは《不屈の巡礼者、ゴロス》がいるから。またお前か。
マナファクトによる加速から《ウルザの後継、カーン》を出され、トークンでどつきまわされる苦しい展開でした。が、《オルゾフの簒奪者、ケイヤ》が大活躍。1マナ以下のパーマネントを追放する効果でファクトを次々と退場させていきます。最後は飛行クロックに青赤剣を装備して殴ってフィニッシュ。
結果、2-1で終了。良いピックと言えない中で2勝できて良かったです。
MO、デッキ組んで遊ぼうとすると紙と二重でお金掛かって大変だけど、たまにやってるキューブイベントのためだけにアカウント作るのでも結構おすすめ。一回10ドルだし、2勝するともう一回タダで遊べる。コレクションは増えないけど、1,000円でパワー9で遊べると思えばアリ。
— n-u-e@mtg (@m_t_d_mtg) 2020年3月20日
Twitterにも書きましたが、2勝するとドラフト1回参加費相当のプレイポイントが返ってくるので、もう1回遊ぶことができます。最近はMTGアリーナが盛んですが、このようなイベントもあるのでMagic Onlineもやってみてはいかがでしょうか。
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今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました。
↓宣伝。実物は無理でもプレマなら・・・?