新しいチャレンジャーデッキの発売が発表されました。
2020年4月3日に、新たな『チャレンジャーデッキ』が発売されます。お近くの店舗で開催されるスタンダードのイベントへ飛び込むための第一歩に最適な製品です!
75枚のカードが入った4つのデッキは、どれもスタンダードでよく目にする戦略をもとに組まれており、フライデー・ナイト・マジックでスタンダードを楽しめるようデザインされています。
(上記公式サイトより引用)
引用の通り、店舗大会ですぐにスタンダードを楽しめる構築デッキになっています。
箱を開けてすぐに戦える構成になっていますが、いくつか追加すると面白い(強い)と思うカードがあるので紹介します。今回は「火炎の連携」(ジェスカイファイアーズ)編です。
ジェスカイファイアーズとは
ジェスカイファイアーズとは、ジェスカイカラー(白青赤)で組まれた、赤のエンチャント《創案の火》を軸に組まれるデッキです。通常、呪文を唱えるにはマナが必要になりますが、《創案の火》があればマナを払うことなく呪文を唱えることができます。通常ではプレイできない量の呪文を唱えて対戦相手を圧倒する戦い方をします。強力な呪文を次々とプレイできる爽快感が魅力のデッキです。
構築済みデッキリスト
-土地(27)-
5 《島》
2 《山》
2 《平地》
1 《蒸気孔》
1 《天啓の神殿》
3 《急流の崖》
1 《啓蒙の神殿》
3 《平穏な入り江》
1 《凱旋の神殿》
4 《風に削られた岩山》
4 《次元間の標》
-クリーチャー(3)-
2 《願いのフェイ》
1 《帰還した王、ケンリス》
-呪文(30)-
4 《海の神のお告げ》
3 《轟音のクラリオン》
2 《払拭の光》
4 《創案の火》
2 《抽象からの抽出》
2 《時の一掃》
4 《覆いを割く者、ナーセット》
2 《崇高な工匠、サヒーリ》
3 《謎めいた指導者、カズミナ》
3 《主無き者、サルカン》
1 《人知を超えるもの、ウギン》
-サイドボード(15)-
2 《丸焼き》
2 《存在の破棄》
1 《ドビンの拒否権》
3 《意味の渇望》
1 《時の一掃》
1 《集団強制》
1 《夢を引き裂く者、アショク》
1 《支配の片腕、ドビン》
1 《主無き者、サルカン》
入れ替え候補カード(メイン)
各種ショックランド・占術ランド
《平穏な入り江》のように確定でタップインする土地よりも、状況に応じてアンタップインできる《神聖なる泉》のほうが強いです。また、同じ確定タップインでも、1点ゲインよりも占術1で次のターンのドローを操作できる《啓蒙の神殿》の方が使い勝手が良いカードとなります。一見地味ですが、土地はフォーマットで使えるもののうち最も強いものを採用すると良いです。
《ヴァントレス城》
《創案の火》を設置後は呪文を唱えるのにマナが不要になるため、余ったマナを使って占術を行い、ドローを整えます。このデッキは土地が27枚と少々多めで、マナフラッド(土地ばかり引いて呪文が引けないこと)で負けてしまうことを防ぐためにお勧めです。
《予見のスフィンクス》
このカードが初手にあればゲーム開始時にタダで占術3ができます。《創案の火》を引ける確率を高めてくれます。また、4ターン目に《創案の火》を設置後すぐにマナコストなしで唱えることができます。毎ターンの占術1も◎。
《時を解す者、テフェリー》
プレインズウォーカー軍団の有力オプション。対戦相手の動きを制限でき、後続の展開をサポートします。自分の 《海の神のお告げ》をバウンスして使いまわす動きも強力。
《太陽の宿敵、エルズペス》
プレインズウォーカー軍団の有力オプション。-2能力(トークン生成)でプレインズウォーカー軍団を守ることができます。脱出持ちのため長期戦に強いのもポイント。。
《目覚めた猛火、チャンドラ》
プレインズウォーカー軍団の有力オプション。打ち消されないため安定して着地でき、高い忠誠度と毎ターン蓄積するダメージで対戦相手を追い詰めます。特にコントロールデッキにとって鬼門の一枚。。
《炎の騎兵》《風の騎兵》
今回のチャレンジャーデッキのコンセプトはプレインズウォーカーコントロールですが、これらの騎兵サイクルを加えたクリーチャー型のジェスカイファイアーズもあります。(直近の大会だとこちらの型が結果を残しています)。
サイドボード
《徴税人》
赤単などの速いアグロ相手に盤面を保つのに強力です。本体とトークン合わせて2回分相手の攻撃を止めることができます。。
《神秘の論争》
主に青系コントロールデッキ相手にこちらのキーカードを通すのに使用します。《創案の火》を置いている状態でも自分のターンならインスタントタイミングで撃てるのがミソ(呪文を唱えた回数1回分としてカウントされてしまいますが)。
《死者の災厄、ケイヤ》
普通に唱えると6マナ単体除去×2回ですが、猛威を振るう《夢さらい》対策用に1枚サイドボードに忍ばせておくのはアリだと思います。必要に応じて《願いのフェイ》から引っ張ってきましょう。
《戦争の犠牲》
黒緑とデッキカラーと全く異なりますが、《創案の火》を設置している状況なら点数で見たマナコスト分の土地をコントロールしていれば問題なく唱えることができます。《創案の火》がない状態でハンドにあっても撃てないため、《創案の火》を置いてから《願いのフェイ》でサイドボードから引っ張ってくる方が良いです。
おわりに
以上、チャレンジャーデッキのカスタマイズ候補カード紹介でした。「火炎の連携」も開けてそのままで結構強そうですが、何度か遊んでみてバリエーションが欲しくなったというときはここで紹介したカードを加えてみてはいかがでしょうか。
今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました。