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マジック:ザ・ギャザリングで遊び倒す話を延々とする

ジャイルーダ・コンボ(スタンダード)回してわかる弱点と対策

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《深海の破滅、ジャイルーダ》を使ったコンボがさまざまフォーマットで猛威を振るっています。新カードを軸にしたコンボデッキということもあり、構成や回し方、弱点や攻略法を把握するためにアリーナでプレイしました。

 

ジャイルーダ・コンボ(スタンダード)

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ランパン呪文で土地を伸ばし、素早く6マナに到達したら《深海の破滅、ジャイルーダ》を唱えて盤面を制圧、あとはデカブツを次々と盤面に並べて対戦相手を押し潰すデッキです。

主要なランパン呪文は《成長のらせん》《移動経路》。スムーズに行けば最速4ターン目に相棒のジャイルーダを唱えることができます。

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ジャイルーダの着地誘発でライブラリートップから4枚めくり、その中から点数で見たマナコストが偶数のクリーチャーを盤面に出せます。基本的には《灯の分身》《深海住まいのタッサ》を選び、ジャイルーダの効果を何度も使い回せるようにします。

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対戦相手の盤面に対処したいパーマネントがいる場合は《夢喰い》の出番です。諜報でライブラリートップを操作しつつ、対戦相手のパーマネントをバウンスして盤面で優位に立ちます。

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↓ジャイルーダの効果を複数回誘発させ、盤面を掌握。最後は《夢喰い》でブロッカーをバウンスしてフィニッシュ。

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ブン回りは理不尽極まりないジャイルーダ・コンボですが、回すたびに弱点・攻略法も見えてきました。

 

弱点その①:序盤は無防備になりがち

序盤にランパン呪文を使って土地を伸ばすため、対戦相手の脅威への対処は後回しになります。一応《魅力的な王子》でゲインしつつブロックもできますが、それでジャイルーダの着地が遅れるなら本末転倒です。

 

弱点その②:飛び道具に弱い

ジャイルーダは本体6/6あり、中盤以降は盤面を抑えやすくなっています。が、ルールス・サクリファイスのように、盤面関係ない飛び道具を持っているデッキには、最後数点を削り切られてしまいます。

↓対ルールス・サクリファイス。盤面は掌握しましたが猫かまどが揃い、《夢の巣のルールス》もあるため、上から削り切られる懸念があります。

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弱点その③:盤面に触る手段が少ない

ランパン呪文とフィニッシュ手段で占められているため、盤面に触る呪文を採用できる枠が少なくなっています。特に《静寂をもたらすもの》に対しては、コンボが全てETB能力に依存しているため、1枚で大幅に減速させられてしまいます。

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弱点その④:打ち消しに弱い

コンボのほとんどがソーサリータイミングのカードのため、打ち消しに弱くなっています。シミックフラッシュやディミーアフラッシュが相手だと、序盤で展開されたクロックには触れず、ジャイルーダを唱えるころには打ち消し呪文もマナも揃っている苦しい展開になります。対戦相手のエンドに《夢喰い》を唱えて何とか隙を作るしかありません。

 

これまで見てきた4つの弱点を克服するためのサイドボードとして、序盤に盤面に触れる(そして墓地に落とさない)《ガラスの棺》や、クリーチャー呪文を打ち消されなくする《運命を紡ぐ者》が有効です。

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理不尽なまでのブン回りがありつつ、弱点も多いため、スタンダードの数あるデッキの一つという立ち位置になっていると思われます。ブン回った時に次々とクリーチャーを並べることができるのは楽しいので、まだ触れたことのない方は遊んでみてはいかがでしょうか。

今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました。