新弾『イコリア:巨獣の棲処』、プレビューカード公開の時期になりました。
タイトル名通り、様々な巨獣が公開され、新弾への期待が高まっています。
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そんなイコリアの世界ですが、今回は巨獣からはちょっと離れて、イコリアで再録されるメカニズム、「サイクリング」に注目したいと思います。
サイクリングは、必要なコストを支払ってカードを捨てることにより1ドローできる起動型能力です。今回、アモンケット・ブロック(2017年)以来の収録になりました。
状況に応じて不要なカードをドローに変換できる、デッキの安定性を高めることができる等のメリットがあります。
例えば《Neutralize》はサイクリング持ちの《取り消し》です。確定カウンターが腐る場面は多くはありませんが、《時を解す者、テフェリー》が着地しているときや、盤面の脅威への対応が必要なときは、サイクリングして回答を探しに行くことが可能です。
また、サイクリングに誘発する能力を持つカードもあります。《ドラニスの刺突者》は素のサイズは熊ですが、他のカードをサイクリングするたびに各対戦相手に1点ダメージを与える誘発型能力を持っています。
デッキの安定性を高める能力であり、サイクリングそれ自体が派手な動きをすることは少ないですが、サイクリングを軸にしたコンボデッキが誕生することがあります。
サイクリングコスト軽減+サイクリング時の誘発で土地をアンタップしたりサーチしたりというカードを組み合わせ、チェインコンボを形成するデッキです。
現時点(2020年4月8日)のプレビューではこのようなカードは見受けられませんでしたが、今後のスポイラー次第では似たようなデッキが誕生するかもしれません。楽しみです。
今回はここまで、最後までお読みいただきありがとうございました。