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マジック:ザ・ギャザリングで遊び倒す話を延々とする

Vol.63【2019年→2020年】ホガークの夏・食物の秋(2019年を振り返る)

2019年も年の瀬です。早い。今年も一年お世話になりました。

2019年のmtgにも色々なことがありました。というか色々あり過ぎました。
灯争大戦以後、発売される新カードが次々と各フォーマットで環境を動かす――2019年は非常に激しい一年だったと思います。

今回はそんな2019年を振り返ろうと思います。


①灯争大戦

2019年4月、新セット「灯争大戦」発売。

プレビューで日本語限定絵のプレインズウォーカーカードが多数収録されることが発表され、しばらくの間日本語版のBoxが売り切れ続出しました。
最大の目玉は天野喜孝氏イラストの《戦慄衆の将軍、リリアナ》。Foil版は10万円超で売買され、「天リリチャレンジ」として灯争大戦が次々に剥かれていきました。

また、「常在型能力を持つプレインズウォーカー」が各フォーマットの環境に大きな影響を与えました。 

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常在型能力を持つプレインズウォーカーがゲームに与えるインパクトの大きさは計り知れないものがありました。今後も様々なフォーマットの構築に影響をしてくることでしょう。

ところで3テフェくんやり過ぎです。インスタント合戦の楽しみを返してください。。。ついでにスタンダードに《マナ漏出》ください(強欲)

②ホガークの夏

2019年6月発売「モダンホライズン」で衝撃的だったのが《甦る死滅都市、ホガーク》。

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のちに禁止となる《信仰無き物あさり》《黄泉からの橋》と合わせて2ターンに8/8トランプルを着地させる脅威のデッキ「ホガークヴァイン」が猛威を振るいました。他のデッキはメインボードから《外科的摘出》を積んで対抗しますが、あの展開力に受けに回るのは正直ムリ

結果、発売からわずか2か月半で禁止になりました。禁止になる直前期はどうあがいても禁止は免れそうにないとして、環境を席捲するデッキのキーカードなのに値段が下がるというねじれ現象が起きていました。

探査やフラッシュバックを見れば一目瞭然ですが、墓地を悪用する系のカードは壊れ非常にエキサイティングであることが改めて明確になりました。年明けは新能力語「脱出(Escape)」に期待しましょう!(そしてまた禁止が出るところまでテンプレと化す)


③食物の秋

ホガークの夏の興奮も冷めやらぬ中、2019年10月に「エルドレインの王権」が発売されました。インソ―とクリーチャーを一枚のカードにした当事者カードや、コレクター・ブースターと別版イラストといったコレクター要素等、発売前から盛り上がっていたように思います。MTGArenaに力を入れる一方で、紙ならではの集める楽しさを刺激して紙も盛り上げていこうという方針でしょう。

・・・が、しばらくするとあるプレインズウォーカーの話題で持ちきりになります。

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《王冠泥棒、オーコ》

まず段違いに堅い。出たターンに最大忠誠度6。。。どれだけアグロアグロしたデッキでも3ターン目に打点6は中々揃わないし、そもそもプレインズウォーカー殴っていると本体にダメージを入れられません。忠誠度を上げつつ出てくる食物トークンも2マナでサクッて3点ゲインと、アグロ泣かせ極まる性能。

そして大いに話題を振りまいた+1の鹿化能力。これを使えば15/15のボディに滅殺6を誇る《引き裂かれし永劫、エムラクール》だろうが何だろうが全ての能力を失い3/3の鹿と化します。そう、全ては鹿に

自身が生成した食物トークンを鹿にすることで戦力を無限に補充でき(それでいてオーコの忠誠度は減っていない!)、それでいて3マナ・・・神ジェイスに比肩する、いや神ジェイスを越えたとまで言われました。

この超超超強力プレインズウォーカーに、脇を固めるのはシミック、スゥルタイカラーの強力カードたち・・・。一番のライバルであった《死者の原野》だけが禁止になるとスタンダードを席捲(という表現でも生温い)し、

・MF名古屋本戦で2日目進出の半数以上が食物デッキ
・MCリッチモンドで全参加者の63%が食物デッキ

まさに食物の秋と呼ぶにふさわしい状況を生み出しました。

結果的に《王冠泥棒、オーコ》《むかしむかし》《夏の帳》の3枚が禁止になることで食物の秋は終焉を迎えます。灯争大戦やホガークの夏を上回るインパクトで、2019年を代表するワンシーンとなりました。

④新フォーマット「パイオニア

スタンダードとモダンの間に位置するフォーマットとしてパイオニアが発足しました。

初期の禁止カードはフェッチランド5種類のみ、メタゲームの推移を見ながら禁止カードが指定されていくデバッグはプレイヤー任せ方式が取られました。

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まずはサヒーリコンボが真っ先に禁止になりました。案の定である
緑単信心の初速を圧倒的に高める《豊穣の力線》、フェッチランドを禁止した意味がなくなるとして《ニッサの誓い》、土地コンボを強力たらしめる《死者の原野》・・・と、環境を歪めるデッキのキーパーツは次々と禁止になっていきました。

多数の禁止カードを出しつつも、近年のスタンダードで強力だったカードを使えるということで、非常にエキサイティングなフォーマットであることに変わりありません。2020年最初のマジックフェストは名古屋にてパイオニア、今から非常に楽しみです。《宝船の巡航》、生き残っていると良いなあ・・・

さいごに

当ブログは今年の4月に立ち上げ、前身のアメブロ版と合わせて63記事、累計約45,000PVいただきました。今日まで継続できましたのもひとえにご来訪の皆様のおかげです。2020年も引き続き更新して参りますので、今後とも宜しくお願い致します。