8/20追記:イベント開始後の記事をアップロードしました。本記事で紹介したデッキのうち、ティムール再生は安定して勝ちを重ねましたが、グリクシスコントロールは厳しい結果になっています。
MTGアリーナでは「ドミナリア――激変スタンダード」開催予定です。通常のスタンダードよりも多くの禁止カードが設定されている中でのスタンダード構築戦です。禁止カード一覧を見る限り、現行スタンダードでメタ上位に位置するデッキはほとんど全て影響を受けます。中には、ボロスフェザーやゾンビスケープシフトのように、アーキタイプそのものが消滅したに等しいものも。
【禁止カード一覧】
白:《ベナリアの軍司令》、《ベナリア史》
青:《執着的探訪》、《塩水生まれの殺し屋》
黒:《傲慢な血王、ソリン》
赤:《弧光のフェニックス》、《ゴブリンの鎖回し》、《舞台照らし》、《再燃するフェニックス》《遁走する蒸気族》
緑:《世界を揺るがす者、ニッサ》、《野茂み歩き》
土地:《死者の原野》
白青:《ドミナリアの英雄、テフェリー》、《時を解す者、テフェリー》
青黒:《思考消去》
赤白:《贖いし者、フェザー》
緑青:《ハイドロイド混成体》、《発現する浅瀬》
せっかく環境激変(?)ということで全く新しいデッキも成立すると思います。が、ひとまず賞品だけ回収できればOK!という人向けにいくつかサンプルデッキを紹介。
【激変グリクシスコントロール】
Wテフェリーが禁止を食らった一方、グリクシスならば失ったものは《思考消去》のみです。むしろ、《時を解す者、テフェリー》が消えた分、《悪意ある妨害》を使った旧来のカウンターコントロールが復権することになるでしょう。安定性を考えるなら青黒2色でまとめるのが無難なところですが、管理人のグリクシスへの信心定着時の盤面制圧力が高い《龍神、ニコル・ボーラス》を使える青黒赤に。
【なつかしのティムール再生】
ラヴニカの献身までのスタンダードでメタに存在したティムール荒野の再生ですが、その後は鳴りを潜めていました。しかし今回、見事に1枚も禁止を食らっていないため、そのままデッキを使用することができます。《時を解す者、テフェリー》がいないので、《荒野の再生》をバウンスされることもなく、心置きなくインスタントタイミングで大出力の《発破》を撃つことができます。
激変スタンダードのデッキ紹介もさることながら、《時を解す者、テフェリー》の存在がいかに大きいかを改めて実感しますね。
今回はここまで。最後までお読みいただきありがとうございました。
宜しければ下の☆マークのクリックをお願いいたします。