MTGアリーナではラヴニカ・ブロック構築が始まりました。"ラヴニカのギルド"、"ラヴニカの献身"、"灯争大戦"のカードのみ使用可能なBO1のイベントです。カードプールはスタンダードより狭くなりますが、10種類のショックランド、10のギルドの強力な多色カードが使用できるため、非常に多彩なデッキが構築可能です。
さっそく完走したのでデッキ紹介です。
その1 【シェフのきまぐれコントロール】 5勝1敗
アーキタイプ:エスパーコントロール
剥いたパックから出てきたカードを適当に集めて組んだので枚数がバラバラです。勝ち手段を《戦慄衆の将軍、リリアナ》2枚に絞り、相手の除去を腐らせつつ、限界までコントロール性能を高めています。
エスパーコントロール定番の《ドミナリアの英雄、テフェリー》が使えなくても十分なデッキパワーがあります。やはり"灯争大戦"の影響は大きいですね。
その2 【青黒コントロール】 5勝1敗
普通の青黒コントロールです。コントロールデッキの場合ある程度テンプレートが決まっていて、限られたカードプールになっても代替手段を探すだけで良いので簡単です。エスパーコントロールと違って《屈辱》がないので置物対策がありません。代わりに《思考消去》+《虚報活動》のパッケージで相手のリソースを狩り尽くします。こうしてみると、足りないパーツは《喪心》、《否認》、《一瞬》(サイドがあれば《強迫》)くらいなもので、現在のラヴニカ・ブロックのカードプールの広さを感じます。
その3 【バントミッドレンジ】 5勝1敗
本ブログでは珍しいバントカラー。カード資産が足りないばかりによくわからない1枚挿しが増えています。。。
ミッドレンジらしく1枚1枚が強力なクリーチャーと、中盤以降のプレインズウォーカー攻勢で盤面を制圧していきます。相手の対抗策は《エリマキ神秘家》でカウンターしつつさらに盤面を優位にしていき、最後は《永遠神オケチラ》で蓋をします。《ラノワールのエルフ》がないぶん、序盤のマナサポートに《開門》を入れています。最初は《樹上の草食獣》を使っていましたが、土地自体を引けずマナスクリュー気味になることが多かったため、土地サーチに切り替えました。
おまけ 【グリクシスデルバー】 3勝2敗
スタンダードに舞い降りたグリクシスデルバー。
《プテラマンダー》は《秘密を掘り下げる者》、《崇高な工匠、サヒーリ》は《若き紅蓮術士》、《弾けるドレイク》は飛行のついた《グルマグのアンコウ》と言っても過言ではありません。いやさすがに過言か。
ラヴニカ・ブロック構築では《否認》も《呪文貫き》も取れず、本家の《意志の力》に当たるカードはありません。軽量火力を何枚か抜いて《イオン化》や《悪意ある妨害》を入れるとトークン生成力が落ちるのが悩みです。何度かリーグ周回してみましたが結局3勝止まりでした。何かアイデアがあれば笑
《崇高な工匠、サヒーリ》の能力で霊気装置トークンを《つぶやく神秘家》のコピーにして鳥トークン生成力を2倍にしたり、《弾けるドレイク》のコピーにして上空からワンパンを狙ったりできます。さすがサヒーリ。
今回はここまで。